「はだかんぼは恥ずかしい」と言い出した息子。その一言から性教育はじめました。
最近、息子が「はだかんぼは恥ずかしい」と言うようになりました。 お風呂あがりにタオルをぎゅっと握って、 「見ないでよ」と小さく怒るような仕草をすることもあります。
その姿がなんだか急に“ひとりの人”に見えて、 胸の奥がじんわりしてしまいました。
3歳って、こんなふうに自分の体を“自分のもの”として意識し始めるんだ。 誰かに見られたくない気持ちが芽生えるんだ。 恥ずかしさという感情が育ち始めるんだ。
その変化を見ているうちに、 「性教育って、もっと早くから始まっているのかもしれない」 そんなことを考えるようになりました。
そして同時に、私は息子を “被害者にしたくない”だけじゃなく、 “加害者にもしたくない” と強く思うようになりました。
誰かの心や体を傷つける側にも、 知らないうちになってしまう可能性がある。 その芽を小さいうちから摘んでおきたい。 そのためにも、性教育は必要なんだと気づきました。
性教育というと、少し構えてしまうけれど、 本当はもっと日常の中にあって、 もっと小さな気持ちの変化から始まるものなのだと思います。
自分のからだを知ること。 自分の気持ちを大切にすること。 イヤだと感じたら、その気持ちをそのまま大切にしていいこと。 困ったら、大人に相談していいと知ること。 そして、自分も相手も大切な存在だと感じられること。
これは、子どもを守るためだけじゃなく、 誰かを傷つけないためにも必要な力です。
そんな“はじめの一歩”を、絵本はそっと手伝ってくれます。
今回は、息子の言葉をきっかけに性教育を考えるようになった私が、 3歳から読める性教育の絵本を3冊だけ紹介します。
①『だいじ だいじ どーこだ?』
対象:3歳〜
息子が「男の子だからね」と得意げに言った日の夜。 お風呂で体を洗いながら、ふと、 “この小さな体をどう守っていけばいいんだろう” そんな気持ちが胸に浮かびました。
この絵本は、まさにその問いにそっと答えてくれる存在です。
「ここはね、あなたがとても大事にしていいところなんだよ」 そんなメッセージが、やさしい絵とともに子どもに届きます。
難しい言葉はいらなくて、 ただ一緒にページをめくるだけで、 “自分のからだを自分で守る”という感覚が、少しずつ息子の中に芽生えていく。
性教育の最初の一歩に、安心して手渡せる絵本です。
②『アイラブみー よくわかんないけど、なんかヘン…?』
対象:3〜6歳
ある日、息子が保育園での出来事を話してくれました。 言葉はつたないけれど、 「なんかイヤだったの」 その一言だけは、はっきりしていました。
でも、何がイヤだったのかは説明できない。 その“説明できない気持ち”こそ、子どもが自分を守るための大事なサインなのだと、この絵本が教えてくれます。
主人公のみーが感じるモヤっとした気持ち。 それをパパと一緒に「こころのアラーム」として言葉にしていく姿は、 読みながら親の胸にも響きます。
「イヤって思ったら、その気持ちを大事にしていいんだよ」 そのメッセージが、押しつけではなく、そっと寄り添う形で伝わる一冊です。
③『わたしのからだ ぼくのからだ』
対象:3歳〜
息子が「ここは男の子のところ!」と指さして笑ったとき、 その無邪気さが愛おしい反面、 “この子が自分の体をちゃんと守れるようになってほしい” そして、 “誰かの体を傷つける側にもなってほしくない” そんな願いがふっと湧きました。
この絵本は、体の名前や大切な場所を、 まっすぐでわかりやすい言葉で伝えてくれます。
「ここはね、あなただけの場所だよ」 「イヤだと思ったら、イヤって言っていいんだよ」
その言葉が、イラストと一緒にすっと子どもの心に入っていく。 プライベートゾーンを初めて知る子にも、自然に届く内容です。
親子で絵本を読む時間は、“性教育のスタートライン”だと思う。
息子が「男の子」「女の子」という言葉を使い始めたり、 「はだかんぼは恥ずかしい」と言うようになった今は、 まさに絵本が心に届きやすいタイミング。
特別な準備はいらなくて、 ただ隣に座ってページをめくりながら、 「どう思った」 「もしイヤだったらどうする」 そんな短い言葉を交わすだけでいい。
その小さな対話の積み重ねが、 子どもの中に“自分を守る力”を静かに育てていくし、 同時に“誰かを傷つけない力”にもつながっていく。
性教育は、知識を詰め込むことじゃなくて、 日常の中で、親子がゆっくり境界線を育てていくこと。
迷ったら、まずは一冊。 絵本を開くその瞬間から、 もう性教育は始まっている。
これはCTAサンプルです。
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